Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

神戸市立博物館 コレクション展示室 Kobe City Museum

私が訪れた日、神戸市立博物館は『特別展 ジブリパークとジブリ展』を開催中で賑わっていた。

私もジブリは大好き。特別展は、もちろん鑑賞。でも、常設のコレクション展示室も見応えあり!国内の博物館・美術館のご多分に漏れず、多くの人にスルーされ、鑑賞者は数名であったけれども。

こちらの博物館は、あの、教科書にも載っていた《聖フランシスコ・ザビエル像》を所蔵している。ザビエル、よく見るとまつ毛が異様にクルリンとしていて、まつ毛パーマ、ビューラーいらず。

そういえば、一昨年訪れた愛知の明治村では、「聖ザビエル天主堂」が展示されていた。彼の来日を記念して、京都に建てられたというカトリック教会堂。

ikutan.hatenablog.com

コレクション展示室では、県内で出土した銅鐸も必見。後から国宝だったと知ったが、銅鐸に描かれた絵画がなんとも言えずかわいらしい。

この日は、午前:兵庫県立美術館、午後:横尾忠則現代美術館、夕方:神戸市立博物館とミュージアムを三軒はしご。

ikutan.hatenablog.com

ikutan.hatenablog.com

観終わったあとは、すでに朝からの歩数が25000歩を超えていたので、とても外食する余力は残っておらず、夕飯は大丸の地下で購入。

やはり、神戸といえば洋食。

今宵のホテルは、旧新神戸オリエンタルホテル。私にとっては、こちらのホテル名の方がなじみ深い。

最後に、博物館のウェブサイトにこんなページを見つけた。阪神・淡路大震災直後の記録と写真画像。

www.kobecitymuseum.jp

1995年は、誰もが瞬時に写真や動画を撮れる時代ではなかった。震災を経験した友人は、いまでも約30年前の当時を思い出すと辛いと言う。当事者にとって、カメラを持ち出し、写真を撮るのも、胸の痛む作業だったに違いない。私たちは、ここでの教訓を引き継ぎ、後世に伝えていかなければならないと改めて思った。

www.kobecitymuseum.jp