Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて PICASSO THE BLUE PIRIOD AND BEYOND

10月の終わりに、再び箱根に行ってきた。前回ポーラ美術館を訪れた際、次回も行く!と宣言したとおりに。

ikutan.hatenablog.com

お昼前に着いたので、まずは館内のレストランでランチを。

写真に、サラダとコーヒーまたは紅茶もついて2,050円、とリーズナブル。

あとから知ったのだけれども、こちらの「TABLE FOR TWO」メニューを頼むと、開発途上国の子どもたちに、学校給食一食分の20円が寄付される仕組みになっているらしい。

jp.tablefor2.org

さて、お待ちかねの。

今回驚いたことは、写真撮影可の作品が多かったこと。これまで何度となくピカソの作品は観てきているけれども、撮影不可の作品が多かったように思う。ブランディング力に長けているピカソなだけに、著作権の取り扱いも厳しいのかと思っていた。

また、このあと巡回予定のひろしま美術館が、ピカソの作品を多数所蔵していることにも驚き。

日本は、都心以外でもこうした名画を所蔵している美術館が多く、アート鑑賞環境に恵まれている。地方に行っても、必ずその県や市の名前を冠した美術館がある、そんな国って、そうそうないのではないかと思う。

偶然にも、私が気に入った作品は、ポーラ美術館かひろしま美術館所蔵のものだった。

こちらは、三角帽にかごバッグの女性。色味的にも、ベトナムで描かれたのかと思ったが、舞台は南仏らしい。

《花売り》 ポーラ美術館

あの名画が、ピカソの手にかかると、こんな風に。

《草上の昼食》 ポーラ美術館

夏休みの絵日記で、登場しがちな「すいか」。西洋画で観るのは珍しいかも……

《すいかを食べる男と山羊》 ポーラ美術館

この背景色が良い。

《手を組む女》 ひろしま美術館

水色と黄色の組み合わせが好き。緑も効いている。

《女の半身像》 ひろしま美術館

さて、鑑賞後は、憧れのあのホテルにチェックイン!

www.polamuseum.or.jp