Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

兵庫県立美術館 HYOGO PREFECTURAL MUSEUM OF ART

神戸に住んでいた頃、父が何度か「小磯良平」の名前を口にしていた記憶がある。父の好きな画家だったのか、神戸出身の画家だったからか、たまたまその時、何かの展覧会をやっていたからか。今や聞く術はないけれども。

何度も耳にしていたせいで、果たして私は、当時彼の作品を観たのか観なかったのかさえわからない。家族でバレリーナの作品を観たような気もするし、画集や絵葉書で観ただけのような気もする。

だから、神戸旅行を決めたとき、小磯良平の作品は絶対観ようと思っていた。

で、向かったのは「兵庫県立美術館」。こちらには「小磯良平記念室」なるものが存在するらしい。

美術館に到着して驚いた。かなり大きい。何でも、西日本最大規模とのこと。

先に企画展を鑑賞し、ついに観たかった作品とご対面。

《斉唱》

見覚えのあるこの制服は......やはり、松蔭の女学生。今も指定カバンのようになっているファミリアの補助バッグ、当時はまだ無かったらしい。

安藤建築も堪能。

ランチは、屋外デッキで潮風に吹かれながら、ホテルの朝食時に食べきれなかったパンを。

ちなみに、ホテルの様子は、こちらから

ikutan.hatenablog.com

さて、次の目的地へ。

神戸といえば、この表示。方向音痴には嬉しい。

www.artm.pref.hyogo.jp