箱根滞在の第二の目的は、憧れの富士屋ホテルに泊まること。前回ランチで訪れた際に、ホテルの内装があまりにも私好みだったので、これは泊まって客室も確認しなければいけない、と思い至り。
早速、7月の段階で予約を入れる。割引価格での申し込みだったので、全国旅行支援の旅行代金補助は適用されなかったけれども、運良く、地域限定クーポンは適用されることに。
建物は、4種類ある中で、迷いなく明治24年(1891年)に建てられた本館を選択。
客室は、富士屋ホテル唯一のダブルベットルーム「ヒストリックダブル」。
こちらは、客室内の三面鏡。引き出しの取っ手部分は、さや入りのそら豆?テーブルにはダイヤ柄の彫刻も。
富士屋ホテルは、2020年に大改修を終え、リニューアルオープンしたばかり。こういった調度品もお直ししながら使い続けているらしい。
続いて、ホテル内も散策。
細部にわたる装飾に、いちいちため息が漏れる。
反対側には、うさぎの姿が。
誰も利用していなかった、屋内プール&ジム。市松模様のタイルがオシャレ。
ホテル・ミュージアム。時を忘れてしまう。
前回もうっとりしたけれども、やっぱり、この空間が好きだ。
翌朝は、地域限定クーポンを利用して、旧御用邸の菊華荘で朝食。
建物の設計は、東京都庭園美術館と同じく宮内省内匠寮によるもの。いつか来たいと思っていたけれども、こんなに早く実現されるとは。
眠気覚ましのほうじ茶と梅干しをいただいたあとに、こちらの朝食。
腹ごなしに庭園散策をしてから、ベーカリー&スイーツの「ピコット」でお土産を購入。地域限定クーポン向けに、3,000円の詰め合わせも販売されていた。チェックアウト前に、滞在中3度目のスパを堪能。
こうなったら、他の建物にも泊まってみたい。次回は西洋館を予約するかな。