箱根のポーラ美術館で、リヒター作品を目にする前から行こうと思っていた、東京国立近代美術館の「ゲルハルト・リヒター展」。ようやく金曜日の夜間開館時に行くことができた。
ちなみに、ポーラ美術館での様子はこちらから
平日の夜間開館の時間帯は、通常、仕事帰りの中高年サラリーマンが多い印象だったのだけれども、今回はカジュアルな格好の若者が多い。
ところで、リヒターの作品といえば、日本では一般的にこんなイメージなのではないかと思う。
でも、私はこちらの展示室に釘付け。格子柄に、カラフルな組み合わせ。どちらも私好み。
そして、真っ先に思い出した絵本。
イタリアのブランド、Marniのバッグに、こんな柄のシリーズがあったような。
下の作品群は、板の上で何色かのラッカー塗料を混ぜ、上からガラス板を載せたもの。10点ほど展示してあったが、黄色と紫の組み合わせが一番美しい。《アラジン》というタイトルから、魔法の絨毯やランプが頭に浮かんできて、一気に想像も膨らむ。
今回、常設展でも、美術館所蔵のリヒター作品が展示してあったけれども、そちらについてはまた次回。