Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

ベネッセハウス ミュージアム Benesse House Museum/瀬戸内国際芸術祭2022 SETOUCHI TRIENNALE2022

ベネッセハウス ミュージアムは楽しい。

直島に上陸してから、地中美術館、李禹煥美術館を経て当館に来たが、前者2館はどちらかと言うと大人向け。対するこちらは、大人はもちろん、子どもも楽しめそう。

特に気に入ったのは、柳幸典氏の《ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム1990》。

一見、ただの国旗だが、その材料が面白い。蟻、着色した砂、プラスティック・ボックス、プラスティック・チューブ、プラスティック・パイプ。

ちなみに、日本はこんな感じ。

www.yanagistudio.net

あとから気付いたのだけれども、柳氏は犬島精錬所美術館の作者でもある。

ikutan.hatenablog.com

2階にあるライブラリーには、見覚えのある作品が!と思ったら、これは……

そういえば、マティスにも似たような作品があったような。

その後は、今年オープンしたヴァレーギャラリーを観て、レンタサイクルで家プロジェクトへ。

家プロジェクト「石橋」は、建物の外観だけでも目を引く。

家プロジェクト「角屋」は、宮島達男氏の《Sea of Time '98》も美しいが、左奥のふすまも美しい。

家プロジェクト「はいしゃ」は、建物前のタイルもかわいい。

案の定時間が足りない。また近々来たいと思いながら、最終フェリーで高松まで戻る。

benesse-artsite.jp