ベネッセハウス ミュージアムは楽しい。
直島に上陸してから、地中美術館、李禹煥美術館を経て当館に来たが、前者2館はどちらかと言うと大人向け。対するこちらは、大人はもちろん、子どもも楽しめそう。
特に気に入ったのは、柳幸典氏の《ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム1990》。
一見、ただの国旗だが、その材料が面白い。蟻、着色した砂、プラスティック・ボックス、プラスティック・チューブ、プラスティック・パイプ。
ちなみに、日本はこんな感じ。
あとから気付いたのだけれども、柳氏は犬島精錬所美術館の作者でもある。
2階にあるライブラリーには、見覚えのある作品が!と思ったら、これは……
そういえば、マティスにも似たような作品があったような。
その後は、今年オープンしたヴァレーギャラリーを観て、レンタサイクルで家プロジェクトへ。
家プロジェクト「石橋」は、建物の外観だけでも目を引く。
家プロジェクト「角屋」は、宮島達男氏の《Sea of Time '98》も美しいが、左奥のふすまも美しい。
家プロジェクト「はいしゃ」は、建物前のタイルもかわいい。
案の定時間が足りない。また近々来たいと思いながら、最終フェリーで高松まで戻る。