Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

女木島 MEGIJIMA/瀬戸内国際芸術祭2022 SETOUCHI TRIENNALE2022

男木島の次は、ツアーの最終目的地、女木島へ。

同じツアーの、大島と男木島の様子は、こちらから

ikutan.hatenablog.com

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女木島は、なんといっても寿荘が面白い。

2階建てのコンクリートの造りから、以前は学校か何かだったのかと思っていたが、なんと海の家だったらしい。建物中央は中庭になっており、砂の上には巨大な卓球台。その周囲にも、木琴のような形の音の出る卓球台などが設置してあり、誰でも自由にプレイができる。これらは、原倫太郎+原游氏の作品《ピンポン・シー》だ。

奥の部屋には、中里繪魯洲氏の《ティンカー・ベルズ ファクトリー》がある。

工房に迷い込んだようで楽しい。作品の一つである、不思議な椅子にも座ってみた。週末には、鉄玉や一輪挿しづくりのワークショップも開催しているとのこと。

でも一番印象に残ったのは、こちら。2階にある、五所純子氏の《リサイクルショップ複製遺跡》。

食器の類が漆喰壁に埋め込まれているが、それぞれ値段がついていて販売されている。

私は、アンティークショップや蚤の市を巡ることも好きだけれども、一つ一つが、なんといってもセンスが良い。その上、とてもリーズナブル。

となると、短時間の滞在ではどれも選べなくなり、結局何も購入しなかった。そして、いつものことながら、激しく後悔……ちなみに、アクセサリーの「遺物」もあり、私が訪れたときは、そちらのほうが人気があった。

寿荘から離れるが、こちらも見どころ。海辺に立つモアイ像のレプリカ(の後ろ姿)。

高松に戻ってからの夕飯は、ツアーでご一緒した方から教えていただいた「天勝」へ。生簀を眺めながら、お造り御膳を。

localplace.jp

この日もよく歩いた。2日連続2万歩達成。

www.my-kagawa.jp