Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

国営昭和記念公園 SHOWA KINEN PARK

週末は、日曜午後から月曜にかけて雨模様...とのことだったので、大急ぎで紅葉を観に行ってきました。行き先は「国営昭和記念公園」。思いがけず、いけばな草月流が「よみがえる樹々のいのち」展を開催中。こちらは、公園内で剪定された樹木や間引いた竹、台風などによる倒木を造形作品としてよみがえらせたもの。サステナビリティという言葉が広く日本にも知られるようになる随分前、1997年から始まり今年で25回目だとか。

《Come on! Join us!!》のタイトルで展示されていた作品群。

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くつろぐ親子

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恋人たち

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お散歩

私も、数年前から他の流派でいけばなを習い始めたのでわかるけれども、一つの作品を作り上げるのに、本当に多くの花材を用意する。でも使われるのはほんのわずか。今回の展示作品は、もともとチップとして土に還される運命だったものを形にし、展示後は解体、そして今度こそ土に還すのだろうか。だとしたら、本当に素敵な活動だと思う。世相を反映してか、未来に希望を託すようなタイトルの作品が多かった。

さて、こちらは日本庭園の紅葉。春夏秋冬、いつ来ても美しい。

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園内には、うさぎの姿も。そういえば、本物のうさぎを散歩させている人もいた。

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屋外もまたアート作品の宝庫。

www.showakinen-koen.jp