最終日の5日目は、どう過ごそうか、当日まで悩んでいた。
その日は、21時26分高松発の寝台特急「サンライズ瀬戸」で帰京する予定だったので、時間はたっぷりある。
実は、直島で、どうしても行きたい美術館があった。しかし、先日訪れたときは予約がとれず。次回(3年後?6年後?)の瀬戸芸までとっておくか、今回、再度来島するか。それとも新たな島巡りをするか、大人しく高松市内を観光するか。
初日と2日目でお世話になった、オフィシャルツアーのデスクにも相談し、やはり一番行きたいところを優先することに。もしかしたら、相談する前から決まっていたかも。そう、再び直島へ!
そして、行きたかったのは「杉本博司ギャラリー 時の回廊」。
結果、写真の美しさがすべてを語ってくれているので、コメントは控えようと思う……
人間の毎日は選択の連続だけれども、最終日に直島を再訪したことは、間違えなく、私の今年のベストチョイス5に入ると思う。
こちらは、ラウンジにあるテーブルの一つ。推定樹齢600年の栃の側。
鑑賞料金に呈茶代も含まれているので、好きなタイミングで一服できる。
杉本氏といえば、3年前に訪れた小田原の「江之浦側候所」も最高だった。
お昼に訪れた、「友栄」のうなぎも同様。
今回のお昼は、こちらの景色を眺めながら、持参したサンドイッチを。
少し歩くと、昨年台風で破損した、草間彌生氏の黄色《南瓜》も復活していた。
直島に行くなら、杉本博司ギャラリーは必見。次回は、ベネッセハウスに泊まって、心ゆくまで堪能したい。なんでも、宿泊者は鑑賞料金無料、滞在期間中は再入館可能らしい。