Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

杉本博司ギャラリー 時の回廊 HIROSHI SUGIMOTO GALLERY TIME CORRIDORS/瀬戸内国際芸術祭2022 SETOUCHI TRIENNALE2022

最終日の5日目は、どう過ごそうか、当日まで悩んでいた。

その日は、21時26分高松発の寝台特急「サンライズ瀬戸」で帰京する予定だったので、時間はたっぷりある。

実は、直島で、どうしても行きたい美術館があった。しかし、先日訪れたときは予約がとれず。次回(3年後?6年後?)の瀬戸芸までとっておくか、今回、再度来島するか。それとも新たな島巡りをするか、大人しく高松市内を観光するか。

初日と2日目でお世話になった、オフィシャルツアーのデスクにも相談し、やはり一番行きたいところを優先することに。もしかしたら、相談する前から決まっていたかも。そう、再び直島へ!

そして、行きたかったのは「杉本博司ギャラリー 時の回廊」。

《硝子の茶室「聞鳥庵」》

結果、写真の美しさがすべてを語ってくれているので、コメントは控えようと思う……

人間の毎日は選択の連続だけれども、最終日に直島を再訪したことは、間違えなく、私の今年のベストチョイス5に入ると思う。

こちらは、ラウンジにあるテーブルの一つ。推定樹齢600年の栃の側。

《三種の神樹ー栃の樹》

鑑賞料金に呈茶代も含まれているので、好きなタイミングで一服できる。

杉本氏といえば、3年前に訪れた小田原の「江之浦側候所」も最高だった。

www.odawara-af.com

お昼に訪れた、「友栄」のうなぎも同様。

www.tomoei-unagi.com

今回のお昼は、こちらの景色を眺めながら、持参したサンドイッチを。

少し歩くと、昨年台風で破損した、草間彌生氏の黄色《南瓜》も復活していた。

直島に行くなら、杉本博司ギャラリーは必見。次回は、ベネッセハウスに泊まって、心ゆくまで堪能したい。なんでも、宿泊者は鑑賞料金無料、滞在期間中は再入館可能らしい。

benesse-artsite.jp