Tokyo Art Report

東京、ときどき近郊でのアート鑑賞レポート

黒茶屋 kurochaya

休日に、車で少し遠出をした帰りに通りかかると、いつも人だかりがしている懐石料理の「黒茶屋(くろちゃや)」。一度覗いてみようとしたけれども、予約なしにふらりと入れる雰囲気でもなく、疲れたから今日はここで夕飯、とするには少し覚悟がいるお値段。にもかかわらず、毎回混んでいる。老若男女を問わず、幼い子どもを連れた家族連れや若いカップルも少なくない。今日は何かの記念日...?

という疑問は、棚沢永子氏著の『東京の森のカフェ』にて氷解。

何でも、黒茶屋には敷地内に2種類のカフェが併設されているとのこと。

カフェなら気軽に行ける!と休日の朝早起きをして早速黒茶屋へ。ところが、オープン10分前に車で到着するも、すでに駐車場は満車。係の方の話によると、2箇所ある駐車場の1つは黒茶屋の予約客で埋まり、もう1つも予約を受け付けていないカフェの客で埋まってしまったとのこと。

それ以降の客はTimes武蔵五日市パーキングに案内される。こちらの駐車料金は、黒茶屋での利用状況により優待サービスを受けられる。ちなみに、武蔵五日市駅と黒茶屋間は無料シャトルバスを運行中。

さて、どうにか駐車でき、まずは「茶房 糸屋(いとや)」から。

素敵すぎる...!と思わずお店の方に話しかけると、家具は、松本民芸家具やアンティークのものとのこと。写真撮影も、どうぞ、どうぞと。

matsumin.com

こちらのテーブルは、樹齢300年の杉の木で、神社の御神木でもあったものだとか。

柱時計は、このあと12時に、ボーンボーンボーンと12回。

なお、糸屋では茶房以外にテイクアウト商品も販売しており、私もだし巻き玉子サンドと黒茶屋のお弁当(鮎の塩焼き)を購入。

そして、お次は「野外テラス 水の音(みずのね)」へ。

実は、最初にこちらに来たのだけれども、満席で。野外のため、お店がオープンする前に入ることが可能らしい。

秋川渓谷を眺めながらのカフェタイム。川遊びをしている人も多い。

おみやげ処も趣がある。

いつも人だかりがしている訳が、よーくわかった。

夏の間にまた来たい。

www.kurochaya.com